レバレッジドリースとオペレーティングリースとの比較

 

日本型レバレッジドリース

Japanese Leveraged Lease (JLL)

(ファイナンスリース)

オペレーティングリース

Japanese Operating Lease (JOL)

(リース本来の形態)

特徴

○ 実質的にフルペイアウトのファイナンスリース。

○ 与信リスクに回収を依存。(出資者(投資家)は円建てで回収)

○ 物件の残価リスクを出資者(投資家)が負担。

○ 航空機売却(中古機としての市場性、取引は米国ドル建て)に回収を依存。単純な機体の売却と、新たにリース先を発掘しリースを付けて他のリース事業者に転売することもありえる。

○ 市場動向を考慮して、リース期間中に、リース付きでの機体の転売もありえる。

○ リース終了時も転貸により、出資者(投資家)としてのリース継続もありえる。

リース期間

○ 長期

○ 法廷耐用年数の1.2

○ 以内(1012年)

○ 中・短期

○ 自由に設定可(平均57年程度、中途解約条件、延長を事前に契約可能)

主要投資家リスク

○ レッシー(航空会社)与信

 

○ レッシー(航空会社)与信

○ 機体残価(中古市場での転売)

○ 為替変動

○ サビサーのマネージメント能力(転売、転貸、契約条項に基づく交渉力)

○ 追加出資の発生

投資家利回り

         ○ 確定(低利回り、0.5%程度)

○ 不確定

投資家ニーズ

          ○ 税の繰延べ

○ 税の繰延べ

○ 高利回り

○ 個人負担の税金圧縮、事業継承対策(任意組合)

リスク分析、マネージメント

○ 信用リスク(レッシーの与信分析、必要に応じての担保取得等による保全)

○ 機体購入ルートの確保、及びその情報ソースの選別。

○ 需要動向、技術的価値を踏まえた上での、機体選別。

○ 為替変動による、為替リスク検証、及び回避。

○ リース終了時に機体返還条件と実際の状態との齟齬がないかの確認、交渉をするサビサーの選別。

○ 転リース先の発掘、売却のタイミングの判断、売却先の発掘、価格、その他条件交渉能力。

○ 世界的な視野での、航空業界の動向分析。(新規路線の展開、撤退動向。合併、提携、共同運航の動向。行政当局の方針変化、各国間の航空協定の締結。)

○ 世界的な視野での、航空産業の動向分析。(特に航空機の発注、キャンセルの発生、中古機取引状況の分析。次世代航空機の開発動向分析。)