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航空事情 航空ビジネス講座

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各論(2)  航空会社の収支 − 費用分析

 
費用の管理は、航空会社の経営で最も優先されなくてはならない項目のひとつです。航空会社の主な費用を挙げ、各項目の全費用のなかでの傾向や、費用を削減する為にやるべきことを考えてみます。まず、費用を直接費用と間接費用に分類します。分類の方法は、国際民間航空機関(ICAO)の基準を用います。

直接費用は運航機材の機種(サイズ)に連動するもので、運航乗務員の賃金、燃料費、空港の着陸料や航行援助料、機材のリース料、機体などの保険料が挙げられます。間接費用は運航機材の機種とは無関係に発生する費用で、空港ターミナル・ビルでの費用や、旅客へのサービスに係わる費用、一般営業管理費などが挙げられます。以下、( )内の数字は、ICAO加盟国の全ての定期航空会社の、費用全体に占めるそれぞれの割合です。

直接費用
 
1)運航乗務員の賃金   (8.6%)
2)燃料費 (14.3%)
3)機材保険料   (0.2%)
4)運航乗務員の訓練費用   (0.2%)
5)運航機材のリース料   (6.9%)
6)着陸料、及び航行援助料   (6.7%)
7)整備改修費用  (10.9%)
8)機材償却費   (6.3%)

間接費用

1)空港費用  (10.3%)
2)旅客サービス費   (9.9%)
3)発券、販売費用 (12.4%)
4)一般管理費用    (6.4%)
5)その他費用   (6.9%)