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8.航空管制 - 飛行計画 |
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航空管制の立場からは、全てのフライトは飛行計画(フライト・プラン)から始まります。飛行計画には、飛行経路、緊急時等に使用する代替空港、搭載する燃料の量などが記載されています。飛行計画は、運航乗務員(パイロット)が運航管理官(ディスパッチャー)と供に作成し、飛行直前に運航管理官を通じて航空管制管に提出します。 しかし、航空会社が運航する定期便の飛行計画は、米国の場合には連邦航空局(FAA)のコンピューター・システムに保存され、飛行毎に引き出されて使用されます。いずれにしても、飛行計画は運航乗務員が意図する事柄が記載され、航空管制管に重要な情報を提供するものです。 運航乗務員は、飛行計画を作成し、外部から機体の状態を点検し終わり、操縦席に着くと、無線を使い航空管制管に最初の連絡を取ります。通常、この連絡で、運航乗務が予定している離陸から着陸までの飛行経路などの指示が確認 されます。 確認される内容は、航空管制管に提出された飛行計画に必ずしも一致するものではありません。航空管制管は、飛行前や飛行中でも、運航乗務員に飛行計画とは異なる指示を与えるこがあります。 |
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