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航空事情 航空ビジネス講座

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8.航空管制 − 航空交通流管理

 
ATCSCC
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他の主要施設として米国の場合、航空管制全体を監視する、連邦航空局の航空交通管理システム指令センター(ATCSCC:Air Traffic Control System Command Center)がバージニア州ヘンダーソンに設置されています。

ATCSCCの業務は、航路上の障害やシステムの問題で、空港や空域で処理能力を超える交通量が発生した場合に、その空港や空域を出入りする航空交通を処理する計画を作成し、対処することです。

例えば、天候が悪化し、空港が閉鎖に追い込まれる場合や、運航機材のトラブル等で滑走路を一時閉鎖するような場合など、ATCSCCは障害を受けた空港や空域からの航空機の出入りに制限を加えます。

ATCSCCの目的は、交通量を均等化し、問題の発生した空港や空域の管制官が、管理可能な交通量にシステム全体で調整することです。

航空交通流管理センター
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日本ではATCSCCに相当する施設として福岡に航空交通流管理センターが設置されています。航空交通流管理センターでは、空港や航空交通管制部の空域の管制処理能力を超える交通量が予想される場合は、次の方法により交通流の制御を行います。

1)目的地で着陸のための空中待機が一定時間以上予想される場合は、交通量が適正値となるまでは、出発空港で地上待機させる。

2)各航空交通管制部が担当する空域での処理能力を超える交通量が予想される場合は、交通量が適正値となるまで出発空港で地上待機させる。

3)航空機が既に飛行中のときは、処理能力を超える空港、空に進入する前の段階で、空中待機、又は経路変更などの方法により、これらの空港、空域への入域の調整を行なう。

4)出発空港での地上待機が困難な場合や悪天候により飛行困難な空域がある場合には、迂回経路について調整する。
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