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航空事情 航空ビジネス講座

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6.飛行の原理 − 機体(5)

 
ジェット推力
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飛行機が空を飛ぶためには、十分な揚力と空気中を移動するための、何らかの推進力が必要となります。初期の推進力は、単純なガソリン・エンジンがプロペラを回転させるものでした。最近の旅客機は、より出力の大きい、構造としては単純で信頼性の高い、ジェット・エンジンを搭載しています。ジェット・エンジンは1950年代に民間航空機に採用され、1960年代中頃に多くの民間航空会社がジェット旅客機を導入しました。

ジェット・エンジンは空気を前面から取り込み、連続するコンプレッサー・ブレードの間を通すことで、空気が次第に狭い空間に押し込まれることになり、圧縮され、熱を持つようになります。この圧縮された空気に、燃焼室で燃料と混合され点火されると、極めて熱いガスの爆発が起きます。この爆発の力をエンジン後部から吐き出すことで、前方への推進力が発生します。ゴム風船を膨らまし、手を離すと、口から吐き出される空気でゴム風船が内部の空気がなくなるまで、あたりを飛び回るのと同じ原理です。

重要なことは、エンジン後部から吐き出される高温のガスは、タービンと呼ばれるブレード(羽)の付いた輪を回転させます。タービンは中央の軸で、エンジン前方のコンプレッサー・ブレードとつながれています。従い、エンジンが稼動している間は、常にコンプレッサー(圧搾ポンプ)は回転していることになります。

全ての燃焼を伴うエンジンは、燃焼室により多くの燃料を供給することで、出力が増します。現在のジェット・エンジンは、最も大きいもので9万ポンド(約41トン)の出力を持っています。
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