Click Here!
<< BACK 

航空事情 航空ビジネス講座

TOP>>

 

6.飛行の原理 − 飛行の段階(滑走路への誘導)

 
プッシュ・バック
----------------
全てのドアが閉じられた時、飛行の最初の段階が始まります。ターミナルビルから伸びるボーディング・ブリッジ(搭乗橋)が飛行機から離れ、飛行機はタグ車(牽引車)に押されてバックし、エンジンの始動が許される位置に移動します。

特定の空港や駐機位置、周りの状況、飛行機の機種によっては、本来は着陸時のブレーキとして使用する、逆噴射装置(スラスト・リバーサー)の動力を使って飛行機はバックこともあります。その場合はエンジンの始動を、ターミナルビル近くの位置で行うことになります。

補助動力装置
------------
殆どの飛行機ではエンジンの始動に、補助動力装置からの電力と圧搾空気を、エンジン1機ごとに送り込み始動させます。ドアが閉まった後やプッシュ・バック後に、機内が静かになることを経験された方は多いと思います。これは補助動力装置からの動力や電力で、機内の空調装置を動かしていたのを一時的に停めるからです。空調装置を停めて、補助動力装置の動力をエンジンの始動に集中させるわけです。

補助動力装置は小型のタービン・エンジンと考えて下さい。空港内で駐機中の飛行機に動力を供給する役割を果たしています。機内の照明や空調に動力を供給しますが、駐機中に機体の状態を点検するためなどで、翼や尾翼に取り付けられた動翼(操縦面)を操作する際の動力も供給します。

タクシー・アウト
----------------
エンジンが始動すると、飛行機は自力走行が可能となり、滑走路へ向けて誘導路(タクシー・ウェイ)上を動き始めます。飛行機は基本的に飛ぶことを目的として設計されていますので、車両とは異なり、誘導路では低速での走行しか出来ません。

飛行機のプッシュ・バック、エンジン始動、誘導路への侵入・通過、滑走路への進入は、空港内のエプロン(駐機場)や誘導路上にある全ての航空機の動きを管理している、空港管制塔からの指示に従います。

Click Here!