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航空事情 航空ビジネス講座

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4. 安全な飛行のために

 
運航事業資格

連邦航空規定
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米国では連邦航空規定(FAR: Federal Aviation Regulations)により、全ての航空輸送事業会社(航空会社)は、全ての運航する航空機に機体証明が求められるのと同様に、連邦航空局から運航事業資格(運航免許)を受けなくてはなりません。日本の場合には、同様のことが航空法で定められ、国土交通大臣から事業免許を受けなくてはなりません。

従って、米国では全ての航空会社は、連邦航空局から運航免許(an Operating Certificate)の交付を受けています。連邦航空規定には、大型の航空機を使用する輸送事業者に求められる事柄も定められています。また、運航上の規定も含んでいます。

第二の資格
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殆どの航空会社は、運輸省から、財務、保険、市民権などの審査を受けた上で、運航免許とは別に、第二の免許として適合性免許(a fitness certificate)を受けなくてはなりません。

承認が必要とされる規定
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他に、航空会社は、連邦航空局から航空機の耐空証明を取得するように、同局から乗務員の訓練規定、航空機の整備規定の承認を受けなくてはなりません。航空機の整備計画には、特定の航空機、もしくはエンジンに付いて、どのような間隔で、点検、部品の交換を行うか明記しなくてはなりません。

また、整備施設は、航空会社独自のもの、整備を委託するものに関わらず、航空会社が使用するものは連邦航空局からの認可(免許)を必要とし、要求に応じてその検査を受けなくてはなりません。全ての整備作業は記録、保存され、連邦航空局の検査に対して開示されなくてはなりません。

この他に、連邦航空局が航空会社に対してその承認を必要とするものとして、次のものが挙げられます。

1)搭載機器に関する規定(航行支援装置、無線機、緊急用機器など)
2)客室内装品の可燃性基準
3)緊急避難時の誘導照明の配置基準
4)機種毎の客室乗務員配置規定
5)機内での喫煙に関する規定
6)機内で飛行前に行うアナウンスメントの内容
7)機内持ち込み手荷物に関する規定
8)保安規定
9)航空機の除雪・氷作業に関する規定