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航空事情 航空ビジネス講座

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飛行の歴史

最初の近代的飛行機

ボーイング247
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一般に最初の近代的旅客機は、ボーイング社が1933年に製造を開始した、ボーイング247型機だと言われています。ユナイテッド航空は、即座に60機を導入しました。胴体下に翼を配置した低翼式に、双発エンジン、それに引き込み式の着陸装置を備えた軍用機を基礎に開発されたボーイング247型機は、10名の乗客を乗せ、時速155マイルで飛行しました。

乗客の快適な空の旅の為に、客室は遮音が施されエンジン騒音が下げられ、クッションの効いた座席に、温水も使えました。ついには、ボーイング社は、ボーイング247型機に、滑走距離の短縮、上昇率の向上、巡航速度の向上を可能とする、迎角可変式プロペラを装備しました。

DC−1
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ユナイテッド航空に対抗して、トランスワールド航空はボーイング247型機の代わりをダグラス社に見つけました。ダグラス社製の民間航空機1号機として、DC−1と名づけられた飛行機には、ボーイング機の技術革新と改善が盛り込まれていました。

しかし、DC−1型機はより出力の高いエンジンを搭載し、ボーイング247型機よりも2名多い乗客を乗せることが出来ました。更に重要なことには、胴体表面が飛行中の飛行機へのストレスの殆どを吸収する設計がなされました。客室内部には機体の骨組みの出っ張りがなく、乗客にはボーイング247型機よりも広い空間が与えられました。

また、DC−1型機には操縦面での改善が施されました。最初の自動飛行装置が装備され、離陸時の揚力を向上させる、最初の効果的な高揚力装置(フラップ)も装備されました。

しかしながら、DC−1型機は僅か1機を生産して終わりました。ダグラス社は、即座に設計変更を行ったのでした。18インチ胴体を延長し、2名分の座席を増やしました。胴体延長型の機体はDC−2型と呼ばれ、大成功を収めました。しかし、それ以上の成功が続きました。