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航空事情 航空ビジネス講座

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2. 米国の航空業界

 
(4)管理部門

法務、経理、財務、人事、広報などの専門職が管理部門には含まれています。管理部門は、運航現場であるラインの業務に従事する従業員の日常業務が、効率的に遂行されることで、収益性を高める役割を担っています。

管理部門に属する従業員の大部分は、本社機能を持つオフィスビルの中で働いています。他の業界の大手企業と同様に、管理部門の機能は大きく6部門に分かれています。財務・経理、情報システム、人事、法務、広報、企画です。

財務・経理は収入、支出の管理と、必要な資金調達、運用を行います。また、航空会社の運営に必要な燃料、航空機部品、機内サービス用の食材の購入も管理します。6部門の分類では、調達業務は財務・経理に含まれることになります。


情報システムでは、運航や企画業務に必要な統計資料を蓄積し、必要に応じて分析する為の、内部コンピューターシステムの構築と運用・管理を行います。また、日々の機材計画を立てたり、乗務員のスケジュール管理をしたりと、運航面でもシステムの果たす役割は重要なものです。

(5)外部委託


大手航空会社は殆どの業務を自社で行う能力、設備を備えていますが、外部に業務を委託することは極一般的なことです。航空機内部の清掃作業、給油作業、空港内での警備、機内食のケータリングサービス、一部の機体整備などが、外部に委託される業務として上げられます。

自社のハブ空港や主要就航地では自社で行う業務も、地方空港での業務は他社や、業者に委託することがあります。しかし、自社で行おうが、他社に委託しようが、法律で求められている安全基準に適合する運航状態を維持する責任は、その航空会社が負うことになります。