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航空事情 航空ビジネス講座

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10.用語解説 - ハブ空港

 
1978年に米国で民間航空規制緩和法が成立し、航空会社は独自の路線網の形成を始めるが、限られた経営資源でより多くの路線に参入する方法として考案されたのが、ハブ・アンド・スポーク方式で、その拠点となるのがハブ空港である。

ハブ空港を中心に、その近隣空港への路線網が整備され、旅客はハブ空港で他の近隣空港や別のハブ空港へ乗り継ぐことで、多くの地点に向かうことが出来る。旅客は乗り継ぐという手間は掛かるものの、需要の少ない地方都市にも路線が引かれ、運航頻度も増え、利便性が向上することが期待できる。

ハブ空港では、乗り継ぎ旅客の利便性を図る目的で、一時期に到着便、出発便が集中する傾向にあり、その不効率さも指摘されている。到着便を分散させるなど、ハブ・アンド・スポーク方式の持つ利便性を残しつつ、その効率性向上が検討されている。

日本では、1994年6月の航空審議会答申で、我が国にとって必要な国際ハブ空港とは、我が国を巡る国際航空需要に適切に対応しうるものであり、かつ現実的に可能であれば、国際ネットワークと国内ネットワークの連結の機能を併せて持つ空港と考えることが適切である、と述べている。