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航空事情 航空ビジネス講座

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 10.用語解説 - カボタージュ

シカゴ条約の7条では、外国の航空機に対し、自国内の地点間における貨客の積み込み、及び積み下ろしを禁止することを明示している。例えば米国の航空会社がニューヨークから東京を経由して大阪へ運航する場合、東京から大阪までは日本国内の2地点間で、この区間での貨客の積み込み、及び積み下ろしは出来ない。カボタージュとは、同一国内の地点間での輸送のことで、カボタージュの禁止とは、これを認めないことを言う。

他国間の輸送を第7の自由とも呼ぶが、米国はフランクフルト〜ローマ線の貨客を輸送する権利を得ている。他に、パンアメリカン航空が南アメリカ大陸で同様の輸送をしていたこともある。また、現在でもデルタ航空は、パンアメリカン航空から買収した欧州路線の一部として、純粋な欧州域内だけの運航路線を持っている。

一方向だけのタグエンド・カボタージュのことを第8の自由とも呼ぶが、例えば英国の航空会社がロンドン〜パリ線の延長路線として、パリで貨客を積み込みパリからボルドーへの輸送を行う場合を言う。

他国の航空会社が同一国内を結ぶ完全なカボタージュを第9の自由とも呼ぶが、米国の航空会社が、自国からの路線との接続とは関係なく、ドイツのベルリンからフランクフルトへの貨客を輸送できる例がある。
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