短信 航空事情
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  エアバス社 カタール航空、揺らぐ信頼・繰返されたトラブル
    Date : 2007/01/11 (Thu)
カタール航空のアクバー・アル・バカー最高経営責任者(CEO)は、「
トラブルが繰り返し起きたことで、カタール航空が機体(A330型)と
エアバス社から受けるサポートに寄せる信頼は、著しく損なわれた。」と
述べている。

引き渡しから約1年が経過したA330−300型(登録記号:A7−A
ED)は昨年12月8日、マンチェスター空港に向け2,500フィート
(760メートル)を降下中、自動的に客室内の酸素マスクが作動するト
ラブルを起こした。

約48時間に渡る点検を受け、同機はトラブルの再発がないことを確認す
る為、短距離路線に投入された後、12月14日にドーハからのロンドン
(ガトウィック空港)線に使用されたが、トラブルが再発してしまった。

エアバス社はトラブルの再発を受け、トゥールーズから技術者を派遣、同
機を点検・修理し、トラブルを解消したとしていた。しかし、同機は5日
後、マニラからドーハに向け飛行中、酸素マスクが作動し、バンコック空
港に目的地変更している。

製造したエアバス社が、なぜトラブルが繰返されるか把握できていないと
して、カタール航空はトラブルを起こした機体を、トゥールーズに戻し、
問題を完全に解決することを求めている。エアバス社は毎日、カタール航
空に進展状況を報告しているとしている。

カタール航空は13機のA330−300型を発注、現在までに8機を受
領、長距離路線の主力機として、A330型シリーズ27機を運航してい
る。カタール航空は他の機体の整備予定を変更するなどで、機材繰りし、
欠航を防いでいる。